Rigging Info 第2回 — Biped設定 & ミラーリング
Markdownダウンロード要約:第1回の Rig Structure · FBX に続き、Biped設定を保存しておかないと BipedPlus Ani Utils のデフォルトポーズリセットとミラーが動きません。Fast-Ref ではほぼ使いません。
1. Biped設定とは
Biped の基本情報を Rigging Info ノードに追加保存するオプションです。
| ツール | 用途 |
|---|---|
| Fast-Ref | ほとんど使わない |
| BipedPlus Ani Utils | 必須 — Reset All / Mirror |
このデータが保存されていないと上記機能は使えません。他の項目はだいたい自動保存です。手間がかかるのはミラー設定です。
2. 前提 — ローカルマトリックス · 階層
Pose Factor を理解するには ローカルマトリックス、ローカルポーズ、ローテーション が必要です。
3. Pose Factor がミラーを作る仕組み
コントローラーを選んでミラーすると、ソースとマッチして反対側が追従します。
ミラー結果 = コントローラーのローカルポーズ × Pose Factor
ローカル値は UI で確認できます(英語オプション名は Parent)。
例:XYZ がすべて +1 ならそのまま。Z だけ -1 なら、片方を +5 上げてミラーすると反対側は -5 になります。
Rotation Factor と Parent Factor も同じです。Parent はより単純な回転に見えます。
4. なぜ完全自動にできないか
3ds Max にも Biped ミラーはありますが、ボーンミラースクリプトの完全自動化は難しいです。
リガー / キャラクター TA ごとに前方向を X にするか Y にするか、Z を反転するかが全部違います。現場ルールが違うので、今は Pose Factor / Rotation Factor を基本として置ける形が最善でした。
BipedPlus で組んだリグにはすでに値が入っています。手で触る必要はありません。
5. No Mirror · L/R · Center
袖など追加コントローラーをミラーから外したいときは No Mirror にして保存します。
そのほか:
- Left / Right 名規則で反対側を自動検出
- 名前規則がなくても位置ベースで検出可能
- Center はペアがなくても、ミラーすると左右が反転
- 設定は Export / Import 可能
6. Save Update と Default Pose
データを残すには Save Update を実行します。
ポーズが動いていても、Rigging Info ノードに Default Pose があれば Reset で元に戻ります。
一文
概念はこれだけです。最初だけ難しく、あとはそのまま使えます。ミラー自動化は社内で進めています。それまでは Factor をこう理解してください。
カスタムコントローラー(ツインテールなど)→ Rigging Info 第3回